おかげさまで、21日間の夏期お絵描き教室が無事に終わりました。確かに、21日間、(一週間のお盆休みはありましたが)毎日のお絵描き教室はいかがのものかなと、企画した当初、かなり悩みました。週一回、せいぜい週二回のお絵描き教室は一般的ですが、毎日二時間絵を描くのは中国ならありえますが、日本はどうかなと思っていました。中国で長い間、子どもたちに絵を教えた“にんじん先生”(許先生)とずいぶん色々な意見を交換し、色々なパターンのプログラムを作りました。子供はどこでも同じ、中国の子供達ができるなら、日本の子供も出来るという観点に基づいて、生徒募集が始まりました。当初、定員8人と決まっていましたが、予想外に2倍近くの15名のご応募がありました。結局2名オーバーの10人でクラスが始まりました。さすが子どもたちを惹きつけるオーラを持っている“にんじん先生”、授業の初日にもう大人気!3歳の生徒も8歳の生徒も、口をあけたまま“にんじん先生”の話しを聞いていました。こうした授業が始まってから一週間、まっすぐの線を描けないお子さまも、ちゃんと直線、曲線、波線、お絵かきの基本線を徐々に描けるようになりました。二時間の授業中におやつとプールタイムも設けて、より楽しく参加して頂く事になりましたが、描き終わらないとおやつを食べられません、プールの時間も短くなります、というルールも皆と相談して作りました。おかげさまで、一番小さい生徒達まできちんとルールを守ってくれてスムースに授業を行うことが出来ました。これはまさに我々がお絵描きクラスを開催する目的でもあります。要するに、今回の集中授業は、子供達が絵を描くことを楽しみ、レベルを向上させると共に、思考力、想像力、忍耐力、集中力、判断力と協調性を総合的に伸ばすという事です。いくつかの例を挙げさせて頂きます。
その1、先生の見本をみて、どこから始めればいいのか、どれくらいの大きさでいいのか、描き間違えた時はどうしよう、等々、自分で考えなくてはなりません。もちろん最初に先生の指導が必要ですが、少しずつ自分の思考力と判断力に頼らなくではなりません。
その2、先生がテーマを出しますが、見本なしで自由に想像したものを描く時間を設けます。今回、『宇宙の窓』というテーマを描く時、子供達は窓に対するイメージがありますが、宇宙にある窓へのイマジネーションは様々でした。そこで、想像力の違いが出てきます。
その3、同じ絵に全く異なる色を塗る事には生徒達の色に対するセンスが表れます。そこで、一枚の絵をグループの協力により完成させる時は、他人との協力をどううまくやっていけるかの協調性が求められます。
その4、一枚の絵を完成させるために、何時間もかかります。最後までやり遂げる力は忍耐力と思われます。クラスには、年齢差があるのも現状ですが、この力の違いも結構大きいです。プログラムに沿って、結構ハードな授業でもありましたが、途中で嫌になって、やめるお子さまが一人もいなくて、逆に最後まで親子さまの喜ぶ笑顔が見られて本当に何によりでした!今年の経験を来年の開催に生かし、さらによい授業を目指す所存でおります。今年参加出来なかった方や多くのみなさまのご参加をお待ちしております。どうも有難うございました!Thank you very much, we hope to see you all again soon!
Yan Chang
Director of Bambini Club